君が好き

ひとりきり佇む 君の後ろ姿

         長い髪をなびかせて 微笑んでたね

君が好きだよ 優しい風に吹かれて

        枯れ落ちる 落ち葉をみつめ 誰を待ってるの

心の片隅に眠ってた

         優しさを君が 呼び覚ましてくれた

氷のように冷たい 空の下で

        青春をかみしめてた 君が 好きだよ


風に吹かれて待ってる 哀しい女の娘

         ごめんねと呟きながら 涙 流してたね

君が好きだよ 夕焼けに染まってる

         街角を後にして 歩き始めた

忘れかけてた 心の温もりを

         せめて今は 感じていたい

青春という坂道をのぼってく

         もう 二度と戻らぬ道を 風に揺られて

氷のように冷たい 空の下で

         青春をかみしめてた 君が 好きだよ