蓮 華 草

君と手をつないで 歩いた砂浜 この世は薔薇色 たった一度の夢だから

君の心の 温かさが伝わる 何もかもしあわせだった あの頃

もう戻れない ふたり若かった 無邪気だったね

だけど だけど これは みんな みんな 夢の中


   君とふたりで 通ったこの径 毎日がしあわせ たった一度の夢だから

   今日はひとりで さみしく歩いてる あの頃を懐かしむように

   君は野に咲いた 蓮華の花のよう 可愛いかったね

   君の 笑顔 朝日を 浴びて 眩しかったよ


君とまた逢う日を 信じて待っている 二度と見ることはない 一度限りの夢だけど

今にも君が 大きく手を振って 笑顔でやって来る 気がして

蓮華畑に ひっそり咲いた 君は女神さ

君が好きさ 誰よりも 夢の少女よ 熱い 熱い 胸の想い あの日のままさ